2026年・補助金の選び方ガイド
2025/12/06
こんにちは。全国対応、行政書士シーガル事務所の行政書士/中小企業診断士島田です。
中小企業の経営者様から、最近このようなご相談が急増しています。
「ものづくり補助金がなくなると聞いたけれど本当か?」
「来期、設備投資をしたいが、どの補助金を使えばいいのか?」
先日公表された「令和7年度補正予算案」等の情報により、
国の中小企業支援策が歴史的な転換点を迎えていることが明らかになりました。
結論から申し上げますと、
長年親しまれてきた従来の「ものづくり補助金」の公募枠組みは事実上の終了(抜本的再編)となり、
その役割は新しい制度へと引き継がれます。
この記事では、変化の激しい令和7年度の補助金事情について、
「ものづくり補助金の後継制度」や「今、経営者が狙うべき補助金」
に焦点を当てて解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、情報をアップデートしてください。
※ご注意:本ブログは補正予算案から急ぎ読み取った内容です。今後各補助金公表ごとに確定していきます。
1. 【速報】ものづくり補助金はなくなる?令和7年度補正予算案の真実
長らく中小企業の設備投資を支えてきた「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(通称:ものづくり補助金)」。
令和7年度の予算編成において、その名称や役割は大きく変わります。
なぜ「終了」と言われるのか?
これまでの「汎用的な設備投資」や「オーダーメイドの開発」を広く支援していた枠組みが見直され、
国の方針がより「即効性のある人手不足対策」へとシフトしたためです。
これに伴い、従来の「ものづくり補助金」としての公募は終了し、
目的別に以下の新しい支援策へと機能が分散・再編されることになりました。
・シンプルな設備導入・省力化
→→
中小企業省力化投資補助金へ
・高度な研究開発
→
→成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech等)へ
つまり、「ものづくり補助金」という名前で待っていても、
これまでのような使いやすい公募は始まらない可能性が高いのです。
これからは、新しい趣旨と名称の補助金をキャッチアップする必要があります。
2. ポストものづくり補助金の本命!「中小企業省力化投資補助金」とは
「ものづくり補助金」に代わり、設備投資の主役として登場したのが「中小企業省力化投資補助金(カタログ型)」です。
令和7年度補正予算案でも、この分野には巨額の予算が投じられる見込みであり、国が最も利用を推奨している制度です。
ものづくり補助金との最大の違いは「カタログから選ぶ」こと
これまでは、「この機械がいかに革新的か」を説明する分厚い事業計画書が必要でした。
しかし、省力化投資補助金は、メーカーがあらかじめ登録した「カタログ(製品リスト)」の中から選んで導入する形式です。
この補助金のメリット(簡単、即効性)
1.申請の手間が激減:複雑な記述が減り、簡易なプロセスで申請可能。
2.人手不足に直結:配膳ロボット、清掃ロボット、自動発券機など、導入効果が明確な製品が対象。
3.採択スピードが速い:審査がパターン化されているため、ビジネスのスピードを止めません。
「難しいことは苦手だが、機械を入れて現場を楽にしたい」という経営者様には、
むしろ以前より使い勝手が良くなったと言えるでしょう。
特にものづくり補助金では、申請してから設備投資が完了するまでの時間がかかりすぎるとのことで応募を断念される事業者様が多くいらっしゃいました。このスピード感は朗報です。
一方、「カタログ型」の場合、自社が使える設備がカタログの中にあるだろうか?という問い合わせが多くなっています。
ものづくり補助金の場合、このような設備投資やシステムを作りたいのだが応募できるだろうか?とのお尋ねをいただいていました。
考え方のスタート地点に変化があります。ご説明しますのでご相談ください。
3. まだ間に合う?「IT導入補助金」「持続化補助金」の最新動向
設備投資以外の分野でも、定番の補助金は継続・強化されます。
●IT導入補助金:業務効率化の必須ツール
インボイス対応が一巡し、次は「業務自動化」「AI活用」「セキュリティ対策」がテーマです。
会計ソフトや受発注システムだけでなく、省力化投資補助金(ハードウェア)と組み合わせて、
バックオフィスの生産性を高める活用法が注目されています。
●小規模事業者持続化補助金:販路開拓の強い味方
従業員数が少ない事業者様(商業・サービス業5名以下、その他20名以下)向けの制度です。
「チラシ」「Webサイト改修」「店舗改装」など、売上アップに直結する地道な取り組みへの支援は令和7年度も健在です。
賃上げに取り組む事業者への加点措置なども継続される見込みです。
詳細は未だ判明していませんが、引き続き【創業枠】があれば補助上限額が大きいので、
創業計画している事業者様にとって、使い勝手の良い補助金になるでしょう。
【比較表】令和7年度、自社はどの補助金を使うべきか?
自社が選ぶべき補助金が一目でわかるようまとめました。
特徴・ニーズ 中小企業省力化投資補助金 IT導入補助金 小規模事業者持続化補助金
主な対象経費 ロボット、券売機、検品機など
(カタログ登録製品) 会計・受発注・勤怠ソフト、
PC・タブレット等 チラシ、看板、HP作成、
店舗改装費
キーワード 「人手不足解消」
「カタログ型」 「業務効率化」
「DX推進」 「販路開拓」
「地域密着」
難易度 低(製品を選ぶだけ) 中(ベンダーと協力) 中(計画書作成が必要)
おすすめの事業者 飲食・宿泊・製造など
現場作業を自動化したい方 事務負担を減らしたい方
インボイス対応したい方 小さな会社・個人事業主で
集客を増やしたい方
特徴・ニーズ | 中小企業省力化投資補助金 | IT導入補助金 | 小規模事業者持続化補助金 |
|---|---|---|---|
主な対象経費 | ロボット、券売機、検品機など (カタログ登録製品) | 会計・受発注・勤怠ソフト、 PC・タブレット等 | チラシ、看板、HP作成、店舗改装費 |
キーワード | 「人手不足解消」 「カタログ型」 | 「業務効率化」「DX推進」 | 「販路開拓」「地域密着」 |
難易度 | 比較的低 | 中(ベンダーと協力するため工数は少ない) | 中(計画書作成が必要) |
おすすめの事業者 | 飲食・宿泊・製造など 現場作業を自動化したい方 | 事務負担を減らしたい方 インボイス対応したい方 | 小さな会社・個人事業主で 集客を増やしたい方 |
5. まとめ:制度変更はチャンス。補助金専門の行政書士/中小企業診断士と一緒に「勝てる申請」を
令和7年度の補助金トレンドは、「複雑な開発支援」から「即効性のある省力化・賃上げ支援」への転換です。
「ものづくり補助金」という名称がなくなっても、国が中小企業の成長を応援する姿勢に変わりはありません。
むしろ、手続きが簡素化される新制度は、多くの企業にとってチャンスとなります。
しかし、新しい制度には新しいルールがあります。
「自社の欲しい機械がカタログに載っているか調べたい」
「省力化投資とIT導入、どちらがウチに合っているか知りたい」
そう思われた経営者様は、ぜひ行政書士シーガル事務所にご相談ください。
私たちは単なる代行業者ではなく、御社の事業成長を見据えた「最適な設備投資と資金調達」を提案するパートナーです。
制度の変わり目は、しばらく様子をうかがってから応募する傾向が間違いなくあります。
だからこそ初回公募が競合他社に差をつける好機です。
まずはお気兼ねなくお問い合わせください。
もし今検討する必要があるなら「中小企業省力化投資補助金」かもしれません。
追伸:中小企業成長加速化補助金は別に扱います。
中小企業成長加速化支援事業(中小企業成長加速化補助金) は
売上高100億円を目指す成長志向型の中小企業の潜在的な投資を最大限引き出すため、
「100億宣言」を行った事業者に対して最大5億円という大胆な設備投資を支援するものです。
こちらは過去にも記事に取り上げましたが、改めて後日、「令和7年度補正予算」をベース&機会として取り上げます。
お待ちください。
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