親の終活をサポートしたいと思ったら

終活で最初に取り組むべきは「遺言作成」

ひとくちに「終活」と言ってもいろいろありますよね。エンディングノートを書くとか、断捨離とか、墓じまいとか…。その中で最も重要なものの一つが、遺言の作成です。遺言書があることで、財産の分配や相続手続きがスムーズに進みますし、同時に遺産分割のトラブルを防ぐことができます。遺言書は法的に効力を持つものなので、親が自分の意思を明確に残す手段として最適です。

また、遺言書があれば、親がどのように財産を分けたいと考えているのか、家族全員が事前に理解できます。これにより、遺産をめぐる家族間の争いを未然に防ぐことができるのです。

 

親に終活を提案するのが難しいと感じたら

親に終活を提案するのは、たしかに勇気がいることです。「遺言を作って」と直接言うのは難しいですよね。そんなとき、たとえばこのような言葉を選んでみてはいかがでしょうか。

「将来のために、家族みんなが安心できるように準備しておきたいんだ。」

「お父さん（お母さん）の考えをしっかりと残しておいてほしいな。」

「いろんな人が終活を始めているみたいだけど、ちょっと話してみない？」

また、「友達の話」として切り出すのも効果的です。

「会社の同僚がお父さんを亡くされたんだけど、相続の手続が大変だったんだって」

「友達がお母さんと一緒におうちの整理を始めたらしいよ」

こういった言葉なら、親も身構えずに終活の話を聞いてくれるかもしれません。

 

終活の話題が出せないときは、私たちにご相談ください

それでも親に話を切り出すのが難しい場合は、ぜひ行政書士シーガル事務所にご相談ください。当事務所では、子供に代わって親御さんに終活を提案するサービスを行っています。

「私たちには直接話しにくいこともあるだろうし、正直私たちもよく分からないから、いったん専門家の行政書士に話を聞いてみない？」とお声がけしてみてください。長年の経験を活かし、親御さんが気軽に終活を始められるよう、丁寧にサポートします。

 

当事務所の特徴

行政書士シーガル事務所では、終活サポートや遺言作成に特化したサービスを提供しています。スタッフ全員が家族信託専門士の資格を持ち、家族信託に関する相談も可能です。また、遺言書を作成した後も定期的にご連絡して状況をお伺いしています。もし財産や環境に変化があった場合や新たなお困りごとができた場合などは、それに応じたアドバイスを行っています。

その他にも、シーガル事務所は高齢者施設についても多くの知識と情報を持っております。親御さんにそろそろ高齢者施設に移ってもらおうかと検討したいけれど、どこを選べばいいの？料金は？サービスは？といったご質問やご相談もお受けしています。

また、シーガル事務所は年間２０回ほど終活セミナーを行っております。セミナーのご参加者様からは、「わかりやすかった」「頼れる先ができて良かった」等の評価をいただいており、多くの方に安心してご相談いただいています。

 

具体的な相談例

実際にご相談いただいたケースをご紹介します。

 

事例：お母様の終活をサポートした親子のケース

80代の女性とその息子である50代男性からのご依頼がありました。息子さんはお母様に遺言を書いてほしいと思っていたほか、お母様が住んでいるマンションを売却して高齢者施設に引っ越すお手伝いも希望されていました。

まず、息子さんからお母様をご紹介いただき、お母様のお気持ちを丁寧に聞き取りました。その内容を基に遺言書を作成し、息子さんも一緒に公証役場へ同行していただき、公正証書遺言を無事に作成しました。

次に、高齢者施設の選定をお手伝いしました。息子さんと協力していくつかの候補を絞り込み、お母様と息子さんに施設を見学していただきました。その中で、お母様がとても気に入られた施設があり、無事に契約が完了しました。

さらに、引っ越し準備や実際の引っ越しにも立ち会い、お母様のご負担を最小限に抑えるようサポートしました。引っ越し当日はお母様の話し相手をしながら、スムーズに高齢者施設への移転が完了しました。

 

まずはお気軽にご相談を

親の終活は、子供のためでもあります。終活を始めることで、家族みんなが安心して暮らせる未来を作ることができます。行政書士シーガル事務所では、親子での終活をサポートするさまざまなサービスをご用意しています。

どうぞお気軽にお問い合わせください。ホームページでは、他にも多くの情報を掲載していますので、併せてぜひご覧ください。（文責　川上）