新刊『自分でできる遺品整理術』のご紹介
2026/09/17
『自分でできる遺品整理術』(メディアパル刊・上東 丙唆祥さん著)のご紹介
こんにちは。行政書士シーガル事務所の川上です。
今日は、2026年9月15日に発売されたばかりの新たな本をご紹介します。
著者である上東丙唆祥さんは、遺品整理のプロフェッショナルで、遺品整理の現場に25年間携わり、これまでに4万件以上もの現場を経験されてきた方です。
昨年出版された「家じまいのススメ」も大変好評で、今回は、それに続く新たな本として出版されました。
※家じまいのススメ刊行時のブログはこちらから↓
https://seagull-group.jp/blog/detail/20251113143924/
川上が取材協力しました😊
実は今回も、私が取材協力という形で関わらせていただきました😊
今回もこうした書籍づくりに関わる機会をいただけたことを、とてもうれしく思っています。
遺品整理というと、どうしても「あとかたづけ」というイメージが強くなります。
しかし、実際の遺品整理では、それだけでは済みません。
家の中には、通帳や証券、保険関係の書類、不動産に関する資料、契約書、貴金属、写真や思い出の品など、簡単に「いる・いらない」を判断できないものがたくさん残されています。
本書の制作にあたり、私から、
・相続手続にそなえて、捨ててはいけないもの
・他の相続人の了承を得ずに処分すると、トラブルを招くもの
などの注意点について、特に重点的にアドバイスさせていただきました。
行政書士としてお伝えしたい「片づける前」の注意点
相続の実務に携わる行政書士として、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、
「亡くなった方のものだから、何でも自由に捨ててよいとは限らない」
ということです。
特に、亡くなった方に借金がある可能性があり、相続放棄を検討している場合には注意が必要です。
民法では、相続人が相続財産の全部または一部を「処分」した場合、一定の場合を除き、相続を単純承認したものとみなす規定があります。
また、相続放棄は原則として、自分が相続人になったことを知った時から3か月以内に家庭裁判所で手続きをする必要があります。
もちろん、遺品を整理したからといって、そのすべてが直ちに「相続財産を処分した」ことになるわけではありません。
ただ、
「とりあえず全部捨ててしまおう」
「売れそうなものは先に売ってしまおう」
と進める前に、相続財産や負債の状況を一度確認しておくことはとても大切です。
片づけを急ぐ前に、まず相続の全体像を確認する。
遺品整理では、この順番も意識していただきたいところです。
「これは、どうやって捨てるの?」まで教えてくれる本
また、実際に遺品整理を始めると、意外と困るのが、
「これ、どうやって処分したらいいんだろう?」
という問題です。
たとえば、ライター、スプレー缶、消火器、個人情報が大量に記載された書類、仏壇や神棚など。
普通の家庭ごみと同じ感覚では処分しづらいものが、家の中から次々と出てきます。
本書では、こうした「捨てにくいモノ」についても、現場経験を踏まえた具体的な処分方法が紹介されています。
また、すべてを自分たちだけで頑張るのではなく、
「どこまでは自分でできるのか」
「どこからは専門業者に頼んだ方がよいのか」
という判断の考え方も紹介されています。
遺品整理を経験したことがない方にとって、こうした「実際の進め方」が分かることは、とても心強いのではないでしょうか。
遺品整理と相続は、一緒に考えてみてください
行政書士シーガル事務所では、東京都中央区を拠点に、相続、遺言、死後事務、任意後見など、終活に関するさまざまなご相談をお受けしています。
ご家族が亡くなった後には、
「何から相続手続きを始めればいいのか分からない」
「遺品を処分してしまって大丈夫なのか」
「実家を売りたいけれど、その前に何をすればいいのか」
といった疑問が一度に出てくることも珍しくありません。
そんなときは、「遺品整理」と「相続手続き」を別々に考えるのではなく、全体を一度整理してから進めることをおすすめします。
今回ご紹介した『自分でできる遺品整理術』は、
「遺品整理をしなければならないけれど、何から始めればいいのか分からない」
という方にとって、最初の一歩を考えるための一冊になると思います。
ぜひ、お近くの書店などで手に取ってみてください。
また、本を読んでみて、
「実際に相続手続きをどう進めればいいの?」
「この遺品は処分してしまって大丈夫?」
「実家や空き家も含めて整理したい」
と思われた方は、どうぞお気軽に行政書士シーガル事務所までご相談ください。
遺品を整理することは、単に「モノを捨てる」ことではありません。
故人が残したものを確認し、必要なものを次の世代へ引き継ぎ、家族のこれからを整理していく作業でもあります。
無理をせず、一つずつ進めていきましょう。
書籍情報
『自分でできる遺品整理術』
著者:上東 丙唆祥
発行:メディアパル
発売日:2026年9月15日
A5判・160ページ
定価:1,540円(税込)
相続(遺産分割協議書作成など)
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