【開催報告】5月17日 終活講座 エンディングノートセミナー
2024/05/23
終活とエンディングノートの関係
終活という言葉を耳にする機会が増え、関心を持つ方が多くなっています。
終活とは、人生の終わりに向けて、自身の希望や意思を整理し、残された日々をより良く生きるための活動です。
その活動において、エンディングノートは重要な役割を果たします。
エンディングノートは、単に遺言書の代わりではありません(効力もありません)。
ですが、ご自身の想いや希望を家族に伝え、大切な情報を整理しておくことで、残された家族の負担を減らし、
円滑な相続や手続きを可能にするツールです。
また、ご自身にとっても、これまでの人生を振り返り、
これからの人生をどのように生きたいかを考える良い機会となると考えています。
近年は書店に行けば、様々な種類のエンディングノートが販売されています。
私が確認しただけでも、中規模の書店でも5種類程度は置いてます。
さらに、士業と呼ばれる専門家団体や、生命保険会社などが無料で配布しているものもあります。
どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
当事務所では、皆様がエンディングノートをより身近に感じていただけるよう、
そして、まずは書く負担を軽減しつつエンディングノートを「使ってみる」ことができるように、
必要最低限の項目をまとめた簡易版のエンディングノートを作成し、講座で配布いたしました。
講座の内容と参加者の声
今回の講座は、15時から17時までの2時間、前半90分弱を講座、残りを質疑応答の時間としました。
場所は中央区立浜町メモリアル。
静かで落ち着いた空間で、参加者の皆様は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
講座では、エンディングノートの意義や役割、具体的な書き方についてお話ししました。
また、当事務所が作成したオリジナルの簡易エンディングノートを活用し、
実際に書き進めるワークショップ形式で進めました。
参加者の皆様は、真剣な表情でペンを走らせ、それぞれの想いをエンディングノートに託していました。
質疑応答の時間では、具体的な質問が多数寄せられました。
「書く内容に迷う」「どこまで詳しく書けば良いか分からない」など、
参加者の皆様が抱える悩みや不安に、行政書士の立場から丁寧に回答させていただきました。
具体的な事例を交えながらお話しすることで、皆様の理解を深めることができたのならとてもうれしいことです。
参加者の皆様からは、
「エンディングノートを書くことへのハードルが下がった」
「自分の想いや考えを整理する良い機会になった」
「家族のために、しっかり書きたい」といった感想をいただきました。
講座を通して、エンディングノートの重要性を再認識し、前向きな気持ちになっていただけたことを嬉しく思います。
行政書士シーガル事務所だからできること
行政書士シーガル事務所は、皆様の終活を全力でサポートいたします。
エンディングノートの作成支援はもちろんのこと、遺言書の作成、相続手続き、成年後見制度など、
終活に関するあらゆるご相談に対応可能です。
当事務所は、今月で10周年を迎えました。
その中で培った経験と知識を活かし、皆様の不安や悩みを解消できるよう努めてまいります。
今回の講座で配布した簡易エンディングノートは、当事務所オリジナルのものです。
「最低限必要な項目」に絞り、かつ「書きやすい」ことを重視して作成しました。
市販のエンディングノートは種類が多いため、どれを選んで良いのか迷ってしまう方も少なくありません。
当事務所のエンディングノートは、初めてエンディングノートを書く方でも、安心して取り組むことができます。
実際に書いてみて、それから市販のエンディングノートを選んではいかがでしょうかという提案を込めて作成しました。
エンディングノートは、人生の終わりに向けての準備ではありますが、
同時に、これからの人生をどのように生きたいかを考えるための大切なツールです。
当事務所の講座を通して、皆様がより豊かな人生を送るための一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです
今回の講座にご参加いただいた皆様、そしてこの記事を読んでくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
今後も、皆様のお役に立てるよう、様々な情報発信や講座開催に力を入れてまいります。
終活に関してお困りのこと、お悩みがございましたら、お気軽に行政書士シーガル事務所にご相談ください。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
(文責 島田)