行政書士シーガル事務所

契約書は事業の生命線!

お問い合わせはこちら

契約書作成の専門家による解説:創業期の事業を守る!契約書に最低限必要な要素と条文

契約書は事業の生命線!創業期の事業を守るための契約書作成ガイド

2024/06/24

契約書は事業の生命線!創業期の事業を守るための契約書作成ガイド

「契約書なんて、面倒だな…」 
創業期、または設立直後の事業経営者であれば、そう思っていませんか?
しかし、契約書は事業の成長を支える重要なツールであり、決して軽視できるものではありません。
契約書は、取引における権利や義務を明確化し、トラブル発生時の法的根拠となるだけでなく、将来的な事業拡大のための基盤構築にも役立ちます。

この記事では、契約書作成の専門家である行政書士が、創業期の事業を守るための契約書作成の基礎知識について解説します。契約書に最低限必要な要素や条文、契約書作成でよくある落とし穴、そして行政書士を活用するメリットについて、わかりやすく解説していきます。

第一章:なぜ契約書が必要なのか?契約書は事業の生命線!

「契約書なんて、面倒だな…」「とりあえず口約束でいいんじゃないか?」 

創業期にありがちな考えですが、契約書は事業の生命線ともいえる重要な存在です。

なぜ契約書が必要なのか、その理由を3つの観点から解説します。

1-1:契約書の存在がもたらす安心感:トラブル発生時の法的根拠
 事業を進めていく上で、取引先との間でトラブルが発生することは避けられません。例えば、納期遅延や品質不良、代金の未払いなど、様々な問題が起こる可能性があります。
 このようなトラブルが発生した場合、契約書があれば、法的根拠に基づいて権利主張や交渉を進めることができます。
 契約書が存在しない場合、トラブル解決は非常に困難になり、時間的・精神的な負担が大きくなってしまいます。

1-2:契約書が守るもの:権利、義務、責任の明確化
 契約書は、取引における当事者間の権利、義務、責任を明確に定めたものです。例えば、納期や代金、品質に関する具体的な内容を記載することで、双方の認識を一致させ、誤解やトラブルを防ぐことができます。
 また、契約書に記載されていない事項については、後からトラブルになる可能性が高いため、可能な限り詳細な内容を盛り込むことが重要です。

1-3:契約書は事業の成長を支える:取引の安定化、将来への備え
 契約書は、取引を安定させ、将来的な事業成長のための基盤を築く役割を果たします。明確な契約内容に基づいて取引を進めることで、信頼関係を構築し、長期的な安定した取引関係を築くことができます。また、将来的な事業拡大や新たな取引先との契約締結においても、過去の契約書を参考にスムーズに交渉を進めることが可能です。

第二章:契約書に最低限必要な要素とは?

 契約書には、様々な要素が含まれますが、最低限必要な要素はいくつかあります。ここでは、契約書作成の基礎知識として、重要な要素を8つ紹介します。


2-1:当事者の特定:誰が契約を締結するのか?
 契約書には、契約を締結する当事者である会社名や代表者の氏名などを明確に記載する必要があります。
会社の場合は、登記簿謄本などで確認した最新の情報を記載するようにしましょう。


2-2:契約の目的:何をする契約なのか?
 契約書には、どのような目的で契約を締結するのかを明確に記載する必要があります。
例えば、「○○の販売に関する契約」や「○○の請負契約」など、契約の内容を簡潔に表現します。


2-3:契約内容:具体的な履行内容
 契約書には、契約の履行内容を具体的に記載する必要があります。
例えば、商品の種類や数量、納期、代金、品質基準、支払方法など、取引に関する重要な事項を詳細に記述します。


2-4:履行期限:いつまでに履行するのか?
 契約書には、いつまでに契約内容を履行するのか、履行期限を明確に記載する必要があります。
履行期限が明確でない場合、トラブルに発展する可能性が高いため、具体的な日付を記載するようにしましょう。


2-5:報酬・対価:対価の金額と支払方法
 契約書には、契約の履行に対して支払われる報酬や対価の金額と支払方法を明確に記載する必要があります。
例えば、商品代金やサービス料金、支払時期、支払方法などを具体的に記述します。


2-6:解除・違約:契約を解除できる場合、違約金
 契約書には、契約を解除できる場合や違約金などのペナルティを定める条項を記載する場合があります。
例えば、契約違反や履行不能などの場合、契約を解除できることを明記したり、違約金として一定の金額を支払うことを定めたりします。


2-7:紛争解決:トラブル発生時の解決方法
 契約書には、トラブル発生時の解決方法を定める条項を記載することがあります。
例えば、裁判による解決や調停による解決、仲裁による解決など、紛争解決の方法を具体的に記述します。


2-8:その他特約:契約内容に合わせた特別な条項
 契約書には、上記の項目以外にも、契約内容に合わせて特別な条項を記載することがあります。例えば、秘密保持義務、損害賠償、知的財産権など、取引に関連する特別な事項を盛り込むことができます。


 これらを踏まえればご自身でもある程度契約書が作れるかもしれません。
専門家に相談する場合も、上記の項目をあらかじめ明確にした上で依頼をすると、短期間で正確な契約書が作成できるでしょう。

第三章:契約書作成でよくある落とし穴とその対策

 契約書を作成する際には、様々な落とし穴に注意する必要があります。ここでは、契約書作成でよくある落とし穴とその対策について解説します。

3-1:曖昧な表現によるトラブル:明確な定義と表現
 契約書には、曖昧な表現を避けて、明確な言葉で記述することが重要です。
例えば、「可能な限り努力する」や「できる限り早く」といった表現は、解釈の余地が大きいため、トラブルの原因になりやすいです。具体的な数値や期限を明記することで、誤解を防ぐことができます。

3-2:責任の所在が不明確:責任範囲の明確化
 契約書には、責任の所在を明確に記述することが重要です。
例えば、納期遅延や品質不良が発生した場合、誰が責任を負うのか、責任範囲を明確に定義しておく必要があります。責任の所在が不明確な場合、トラブル発生時の責任の所在が曖昧になり、解決が難航する可能性があります。

3-3:法的根拠の不足:法律に基づいた条項の記述
 契約書には、法律に基づいた条項を記載することが重要です。
例えば、民法や商法などの法律に違反する条項を記載した場合、無効となる可能性があります。
法律の専門知識がない場合は、専門家である行政書士に相談することをお勧めします。

3-4:契約書作成のチェックポイント:専門家によるチェック
 契約書を作成したら、必ず内容を確認し、必要があれば修正を行う必要があります。
特に、法律的な問題点や抜け漏れがないか、専門家である行政書士にチェックしてもらうことをお勧めします。
専門家にチェックを依頼することによって、トラブルを未然に防ぎ、安心して契約を締結することができます。

第四章:創業期の事業を守る!契約書作成の行政書士活用

 「契約書の作成、専門家に頼むのは費用がかかるんじゃないか…」 そう思っていませんか? 
行政書士は、契約書作成の専門家であり、創業期の事業をサポートする頼もしい存在です。

4-1:行政書士が契約書作成でできること

行政書士は、契約書作成に関する様々な業務をサポートします。具体的には、
  ・契約内容の検討とアドバイス
  ・契約書の作成・修正
  ・契約書の内容説明
  ・契約書に関する相談 など、契約書作成に関わるあらゆる業務を支援します。

 4-2:行政書士に依頼するメリット:専門知識、安心感
 契約書作成を専門の行政書士に依頼することで、様々なメリットがあります。
  ・専門知識に基づいた契約書作成: 行政書士は、法律の専門知識を有しており、
                  事業内容や取引内容に最適な契約書を作成することができます。
  ・安心感: 行政書士は、第三者的な立場から契約書の内容をチェックし、トラブルを未然に防ぐことができます。

4-3:行政書士シーガル事務所の強み:豊富な経験、丁寧な説明、リーズナブルな料金
 行政書士シーガル事務所は、創業期の事業者様をサポートすることを得意としており、豊富な経験に基づいた丁寧な説明と安心できるサービスを提供しています。
  ・豊富な経験: 多種多様な業種の契約書作成を経験しており、創業期の事業者様のニーズに合わせた
         柔軟な対応が可能です。
  ・丁寧な説明: 契約書の内容をわかりやすく説明し、疑問点を解消することで、安心して契約を締結していただけます。
  ・リーズナブルな料金: 簡易な契約書作成の場合、3万円(税別)から承っております。
 行政書士シーガル事務所には、事業計画策定支援経験が豊富な経済産業大臣登録中小企業診断士が在籍しています。
 創業設立直後の融資助成金による資金調達や事業計画策定支援をあわせて行える点も行政書士シーガル事務所の強みです

4-4:行政書士シーガル事務所の契約書作成サービス紹介
 行政書士シーガル事務所では、以下の契約書作成サービスを提供しています。
  ・基本契約書作成サービス: 契約書のドラフト作成、修正、チェック
  ・契約書レビューサービス: 作成済みの契約書の内容チェック
  ・契約書作成サポートサービス: 契約書作成に関する相談、アドバイス
  ・その他: 契約書に関するあらゆる業務

第五章:契約書作成は事業の成功への第一歩

 契約書は、事業の成功への第一歩といえる重要なツールです。
適切な契約書を作成することで、事業を安定的に成長させることができます。

5-1:契約書作成は事業の基盤構築:安定した取引関係、将来への備え
 契約書は、事業の基盤を築くための重要な要素です。明確な契約内容に基づいて取引を進めることで、
取引先との信頼関係を構築し、将来的な事業成長のための基盤を築くことができます。

5-2:行政書士シーガル事務所への相談:無料相談、安心サポート
 契約書作成でお困りのことがあれば、お気軽に行政書士シーガル事務所にご相談ください。
無料相談を実施しており、経験豊富な行政書士がお客様の状況に合わせて適切なアドバイスを提供します。
一定時間以上は有料となりますがご依頼いただいた場合は相談料分お値引きしております。


5-3:まとめ:契約書作成は専門家に任せよう!
 創業期は、事業の立ち上げに集中したいものです。
契約書作成は、専門家である行政書士に任せることで、時間と労力を節約し、安心して事業に集中することができます。
行政書士シーガル事務所は、創業期の事業者様をサポートし、事業の成功に貢献いたします。


行政書士シーガル事務所では、15分ショート無料相談を受け付けております。お気軽にご連絡ください。
電話やメール(一往復)、オンライン(zoom等)、来所など、ご希望の方法でどうぞ。


あなたの事業の成功を、私たち行政書士シーガル事務所がサポートいたします!

----------------------------------------------------------------------
行政書士/中小企業診断士 シーガル事務所
住所 : 東京都中央区銀座8-15-10
銀座ダイヤハイツ915
電話番号 : 03-5534-8262


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。