【開催報告】８月３０日　浜町メモリアル「公証役場と公証人を知ろう」

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8月30日に、中央区立浜町メモリアルで「公証役場と公証人を知ろう」という終活セミナーを開催しました。当日は、台風接近によりお天気に不安のある中での開催となりましたが、多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。皆さんと一緒に和やかな時間を過ごしながら、終活についての大切なお話を共有できたこと、とてもうれしく思っています。このセミナーは、普段の生活ではなかなか関わることのない「公証役場」や「公証人のお仕事」について、初めて終活を考え始める方にもわかりやすくお伝えすることが目的でした。

今回は、日本公証人連合会の前会長で、銀座公証役場の公証人を務めている小坂敏幸先生をお迎えしました。先生は、温かく、親しみやすいお人柄で、公証人や公証役場について、とても分かりやすくお話ししてくださいました。

「公証役場」や「公証人」と聞いても、あまり耳なじみのない方もいらっしゃるかもしれません。公証人は、遺言書など大切な書類の作成をサポートしてくれる法律のプロです。小坂先生は、参加者の皆さまの質問にひとつひとつ丁寧に答えながら、遺言書を公正証書にすることで安心できる理由について、具体的な事例を交えながら説明してくださいました。

例えば、遺言書を公証人と一緒に作成することで、内容が法的にしっかり保証され、万が一のときでも家族のトラブルを未然に防げるというお話がありました。公正証書があることで、当事者たちが遺言書の内容を自発的に受け入れたり、また、家庭裁判所での手続きが省略されることもあり、こういったことよって、遺言者の意思を確実に守れるのです。

小坂先生が講演でおっしゃった「余生は余った時間ではなく、これからの人生の第三章。第三の人生です。」という言葉が、参加者の皆さんの心に深く響いていました。終活というと「人生の終わり」を意識してしまいがちですが、小坂先生は「これからの人生をどう豊かに生きるか。生き甲斐というものを、あまり堅苦しく考えずに見つけて大切にしていきましょう。」という視点で語ってくださり、皆さんもその優しいメッセージに共感されていました。

終活は、ただの準備ではなく、これまでの人生を振り返りながら、これからをより豊かにするための大切なステップだということを、改めて感じさせていただけました。

セミナー後、多くの方から「とても分かりやすかった」「公証人や公証役場について初めて知った」といったお声をいただきました。また、「生き甲斐が大切であるとのお話が、この先の日々、楽しみを持って生活したいと思います」「新聞でもテレビでも聞けない話で勉強になりました」「しおれなくてよい。よい言葉をいただきました。有意義なセミナーをありがとうございます。」とのお話もありました。皆さんが、終活への理解を深めてくださったことが伝わり、とてもうれしく思います。

今回のセミナーは、終活を始める第一歩としてとても良い機会になりました。終活という言葉を聞くと、ちょっと寂しい気持ちになるかもしれませんが、実は、これからの人生をもっと楽しむための準備とも言えるのです。

特に、高齢の方にとっては、財産や遺言の整理を進めることは大切です。将来に対しての不安を和らげ、安心して楽しく生活をすることができます。今回のセミナーを通じて、終活に対して前向きな気持ちを持っていただけたことに、私たちもうれしく感じています。

私たち行政書士シーガル事務所では、終活や遺言作成、相続手続きについて、心を込めてサポートしています。遺言書は一度作成したら終わりではなく、状況や家族構成が変わったときに、定期的に見直すことが大切です。当事務所では、作成前からじっくりとお話を伺い、おひとりおひとりに合った遺言の作成をご提案しています。また、作成後のフォローもしっかり行い、常に最新の情報に基づいたサポートを提供しています。

どんな小さなことでも、終活について不安や疑問がありましたら、ぜひ私たちにご相談ください。皆さまの気持ちに寄り添いながら、最適なアドバイスをさせていただきます。

今回のセミナーが、参加者の皆さまにとって新たな気づきや学びの機会となったこと、とてもうれしく思います。これからも、終活に関するセミナーや個別相談を開催してまいりますので、次回もぜひご参加ください。終活を始めるのに遅すぎることはありません。安心して生き生きとした毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。

どうぞお気軽にご相談ください。お待ちしております！