建物費も対象経費に!事業再構築補助金の活用イメージをご紹介
2024/04/24
まず、事前着手が認められない点にご注意ください。
おはようございますこんにちは。
島田です。
あっという間に時間が過ぎていきますね。
ご検討の方はくれぐれもお早めに!
○主なポイント
・コロナ債務を抱える事業者に加点措置(重点化)
・事前着手は原則認められない。
事業再構築補助金の前半では前提となっていた事前着手が今回認められません。
採択(合格)発表の後、交付決定(入学)手続きを完了した上でやっと契約書が交わせます。
となると事業を開始できるのは今年度末(3月)頃?になりそうです。
締め切り7月26日(金)18:00
というわけで、事業再構築補助金の類型について簡単に見て行きましょう。
募集額は3枠、類型は5つです。
(A)[成長分野進出枠(通常類型)]
・ポストコロナに対応した、成長分野への大胆な事業再構築にこれから取り組む事業者向け
・国内市場縮小等の構造的な課題に直面している業種・業態の事業者向け
【補助上限額】最大4,000万円
(B) [成長分野進出枠(GX進出類型)]
・ポストコロナに対応した、グリーン成長戦略「実行計画」14分野の課題の解決に資する取組をこれから行う事業者向け
【補助上限額】最大1.5億円
(C) [コロナ回復加速化枠(通常類型)]
・今なおコロナの影響を受け、コロナで抱えた債務の借り換えを行っている事業者や事業再生に取り組む事業者向け
【補助上限額】最大2,000万円
(D) [コロナ回復加速化枠(最低賃金類型)]
・コロナ禍が終息した今、最低賃金引上げの影響を大きく受ける事業者向け
【補助上限額】最大1,500万円
(E) [サプライチェーン強靭化枠(最低賃金類型)]
・ポストコロナに対応した、国内サプライチェーンの強靱化に資する取組をこれから行う事業者向け
【補助上限額】最大5億円
それぞれ社員数やその他の条件によって補助額や補助率が変わってきます。
詳細は公募要領にてご確認ください。
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/koubo.pdf
補助対象経費の例と活用イメージ
★補助対象経費の例
建物費(建物の改築・改修等)、機械装置・システム構築費、技術導入費(知的財産権導入に要する経費)、
外注費(加工・設計等)、広告宣伝費、販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等)、研修費(教育訓練費等)等
事業再構築補助金の中盤以降厳しく見られている建物費ですが、今回も対象経費に含まれました。
★活用イメージ
<建設業>
解体工事業
➡建築物の解体を行う事業者が、解体作業時に発生する素材を使用した燃料製造を新たに開始。
<卸売・小売業>
飲食料品卸売業
➡米、肥料、農業資材等卸売事業者が、米加工品製造及び販売を新たに開始。
<製造業>
半導体製造装置部品製造
➡半導体製造装置の技術を応用した洋上風力設備の部品製造を新たに開始。
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